「ありがとう」なの?

3月20日の祝日、金曜、千葉県動物愛護センター(富里)へ
飼い主探しの会のお手伝いへ行ってきました。

この飼い主探しの会は、犬を飼いきれなくなった人は犬を持ち込み、
犬を迎えたい人は講習を受け、気に入った犬がいれば貰い受けるという
いわば譲渡会です。

犬を持ち込む飼い主の理由もそれぞれ。
まぁ、たいがい察しがつく理由ばかりだけどね。
 「飼っている犬猫が仔犬を産んだ」
これも多い理由です。

望まない命を増やさない為にも、避妊去勢をすすめ、
パンフレットも配りました。
でも、どの飼い主も反応は鈍く、たぶん手術してくれる人は
この中にはいないだろうと思ってしまいました。
そればかりか、こうした会に飼い犬を連れてくる事に
何の罪悪感さえも感じていないようだった。

確かに、犬猫を捨てたり、こういう会ではなくただたんにセンターへ
持込みをする飼い主に比べたらマシなのかもしれない。
新しい飼い主を探そうとしているわけだから。

でもね、飼えなくなったから連れてきてるわけで
とても無責任な事だし、恥ずかしい事だと思うのです。
“勝手”に産まれた仔犬・仔猫はいらないし、飼えないから
連れてきて新しく飼ってくれる人を探す。
“勝手”に産まれたワケじゃないでしょ?
自分の管理責任のなさがこういう結果をうんでいるとは思わないのだろうか。

そして、犬猫を迎えに来た方達。
ショップではなく、こういう機会にこういう場所へ来て
犬猫を迎える事はとても良いことだと思います。
正直、犬猫を迎えに来ている人の数が多くて驚きました。
でも、とても変だなと感じた事があります。
それは、犬を持ち込んだ飼い主に対して、
犬を迎えた人が「ありがとう」と帰って行くこと。

深い意味はなく、ただの挨拶なのかもしれない。
でも、この「ありがとう」にとても違和感を感じました。
決して「ありがとう」って感謝されるような行為ではないはず。
だって、結局は自分の家ではいらない犬猫を
捨てに来ているのと同じなんだから。


センターの収容部屋も見学してきました。
負傷動物の部屋。
写真が全部見えずらくて、すみません。
ダルメシアンだったのかな。
産まれた仔犬と母犬、そして父犬(?)も一緒に捕獲されたそうです。
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ダックスらしからぬ大きなウンチと一緒に
ずっとこんな顔して見ていた。
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窓を開けて写真撮ればよかった。全然見えない。
とても可愛い顔をした子でした。
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この子は、前回センターへ行った時にもこの場所にいた。
体も大きくて、ドーベルマンのような毛色をした犬。
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そして、この子は負傷した左前足をすでに切断されています。
センターへ来る前に病院で処置されていたんだっけかな。
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一日目の部屋。
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一番手前の壁にぴったりくっついていて
あやうく存在に気づかないところだった。
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この子も、まだ若いスタイルのいい可愛い子だった。
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二日目の部屋。
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手前の黒い子。
前回センターへ行った時の写真にも載っていたと思うけど、
この日、ボランティアさんによってやっとセンターを出る事ができました。


三日目の部屋。
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この子は、後ろのいる茶色の犬(上の写真の手前の子)にイジメられていて
必死にドアにすがりついていた。
床に転がされて、他の子は渇いた床で寝ているのに
この子だけ体がびしょ濡れ。
耳の後ろからは血も滲んでいた。
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男の子だったのかな、女の子だったのかな、わからない。
助けてあげたかったな。
家にはもう余力がないんだ、ごめん。
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最終日の部屋。
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今回は職員さんと一緒に見学をしていないので
どの子に検疫依頼があるかなどはわかりません。
でも、この写真の子達のほとんどが来週中にはもう
この世にいない事は確かです。


手術についてや、飼育環境に対する意識の低さを感じ、
変だな、おかしいなって感じたことが多い一日でした。

by minna-yoiko | 2009-03-22 17:43 | 動物達
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里親探しの預かり記録  (現在の里親募集中保護犬猫は、猫のあかです)


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